ふと目覚めて、顔を横に向けると・・・
すぐ側に、一号の顔が!!
ちょうど向かい合うような感じになっていて、一号と目が合いました
ん・・ 何で一号・・ こんな近くに顔が・・?
段々意識がハッキリしてきて、「あっ」と体を起こしました
僕は一号の体を、枕にして寝ていたのでした!!
よく周りを見ると、僕の体はベッドに対して上下逆さまになっていて、足元に僕の本当の枕がありました
風呂から上がった後、ボンと体をベッドに投げ出したまま寝てしまったようです
頭の下には、一号
その下に、折りたたまれた毛布と掛け布団
一号はこの布団の上で、僕の頭に挟まれていたわけです
今回、ねこまくらになってしまった
一号です
いくら下が毛布と掛布団でも、人間の頭の重さは5kgはあるといいます
僕の頭を体に乗っけたまま一緒に寝るのは、さぞしんどかったでしょう
いくら思い出そうとしても、どういう経緯で一号を枕にしたのか、さっぱり思い出せません
僕の寝相は、そうとう悪いのです・・
実は最近は、二号も四号も、僕の布団の中で、一緒に寝てくれなくなりました
二号は呼んでも全く無視です
四号は、呼ぶとやってきて布団の中に入り、体を横にした僕の腕に頭と前足を乗っけてゴロゴロ喉を鳴らします
でも、撫でている僕の手が止まると、「僕が寝た」と認識するらしく、スーーっと静かに布団から出て行ってしまいます
恐らく以前、僕が寝ている間に、そうとう怖い思いをしたのでしょう(w
寝相の悪い僕と一緒に寝るのは、
彼らからすると命懸けなのかもしれません
それでも目覚めると、三匹ともベッドの上にいます
きっと経験から、安全そうな場所を知っているのではないかと思われます(w
そんなわけで、一緒に布団の中で寝てくれるのは、一番肝っ玉の据わった、一号だけになりました
それにしても、枕にまでしてしまうとは・・・
「ゴメンな、一号・・
さぁ、掛布団を被って、もう少し寝よう」
僕は体を入れ替え、一号を掛布団の中に入れ、自分もそれを被って寝に付こうとしました
一号は「アーン」と小さく鳴きながら、そろそろと僕の横にやってきて、体をピタッとくっつけ、横になります
胸に抱えるようにした一号を優しく撫でていると、一号の体が濡れていることに気付きました
「あ!! 一号、
お前、オシッコしたのか!?」
慌てて布団を調べると、どこも濡れていません
一号の臭いをかいでも、オシッコの臭いはしません
「どういうことだろう・・」
一号の濡れている部分をよく調べると、体の左半分の後ろの部分だけが濡れています
そこは、さっきまで、僕が頭を乗せていた場所・・・
僕は、一号の体に、
よだれを垂らして寝ていたのでした・・・
「ホントにゴメンな・・ 一号・・・」
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